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イズササキリ
Conocephalus halophilus

♀

♂
【分布】
本州、四国、奄美大島に分布する。
【形態】
体長は17~20mm。ウスイロササキリに似るが、より大きく、産卵管が長い。体色は緑色と褐色が見つかっている。幼虫は1齢から終齢まで薄い褐色をしていることが多い。若齢幼虫での識別は容易。
【生態】
河川河口部のヨシ原やマングローブ林に生息する。基本的には自然度の高いヨシ原にいるが、都市河川にあるような小規模やヨシ原で見つかることもある。既知の分布域は局所的だが、新たな産地が見つかる可能性が高い種である。成虫は7月~10月頃に見られる。主にヨシなどのイネ科植物の穂を食べる。飼育下ではヤングコーンをよく食べた。幼虫はよく共食いをする。イネ科植物の葉鞘に産卵する。飼育下では生け花用の吸水スポンジにも産卵した。
1齢幼虫

2齢幼虫

3齢幼虫

4齢幼虫

亜終齢幼虫

終齢幼虫

生態写真

成虫♀(埼玉県 9月)

成虫♂(埼玉県 7月)
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