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ヒサゴクサキリ
Palaeoagraecia lutea

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♂
【分布】
本州南部、四国、九州、伊豆諸島、対馬などに分布する。
【形態】
体長は41~52mm。褐色。背中にある濃褐色の模様がひさご(ひょうたんの実をくりぬいて作った容器)に見えることが和名の由来とされている。顔に緑色の独特な模様がある。
【生態】
メダケやマダケ、ササ類が生える竹林の藪に生息する。暖かい地域の海沿いや大河川付近に多い。北日本や本州内陸部では見られないが、近年分布域が北上しているらしい。基本的にタケ類やササ類の新芽を食べる。飼育下ではアズマネザサやクマザサの新芽の他、ヤングコーンを食べた。タケ類やササ類の葉鞘に産卵する。
1齢幼虫

2齢幼虫

3齢幼虫

4齢幼虫

終齢幼虫


生態写真

産卵(東京都 8月)

採餌(神奈川県 8月)
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