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ハネナシコオロギ
Goniogryllus sexspinosus

♀

♂
【分布】
山口県、四国、九州に分布する。
【形態】
体長は13~14mm。雌雄ともに翅が無い。体は黒色で、光沢が強い。メスはオチバコオロギにやや似るが、体色が圧倒的に濃い。幼虫の触角には白色部がある。
【生態】
照葉樹林帯からブナ帯の林床や ガレ場に生息する。時に林道などでも見られる。産地は限れており局所的。鳴くことはない。成虫は6月~7月に多く、幼虫は周年いると思われる。幼虫で越冬する。野外での詳しい餌は不明。飼育下ではニンジンやヤングコーン、熱帯魚の餌を食べた。土中に産卵する。
生態写真

成虫♀(福岡県 6月)

終齢幼虫(福岡県 8月)
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