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ササキリ
Conocephalus melaenus

♀

♂
【分布】
本州、四国、九州、南西諸島に分布する。
【形態】
体長は12~17mm。胸部側面と前翅側面に黒い帯がある。基本的に体色は緑色だが、まれに黄色の個体が見つかる。産卵管は短い。幼虫は頭部と胸部が赤色で腹部が黒色の非常に特徴的な色彩である。
【生態】
樹林や林縁に生息する。特に薄暗い環境を好み、樹林周辺のササ原などでよく見つかる。成虫は本州で8月下旬~11月に見られる。南西諸島では見られる時期がもっと長い。ササ類の茎やイネ科の穂などを食べる。飼育下ではヤングコーンをよく食べた。ササ類の葉鞘に産卵する。飼育下ではアズマネザサの葉鞘に産卵した。
1齢幼虫

2齢幼虫

3齢幼虫

4齢幼虫

5齢幼虫

終齢幼虫

生態写真

成虫♂(埼玉県 9月)

1齢幼虫(埼玉県 6月)
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