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コバネササキリ
Conocephalus japonicus

♀

♂
【分布】
北海道、本州、四国、九州、佐渡島、南西諸島に分布する。
【形態】
体長は13~20mm。基本的に短翅型が多いが長翅型も存在する。体色は緑色が多いが、時に褐色の個体も見つかる。体は出現期の後半になるほど茶色みが増す。産卵管は長い。オスの腹部側面は黄色みのが強い。幼虫は緑色でカスミササキリに似る。
【生態】
水田や湿地周辺などの湿った高茎草地に生息する。四国と九州ではまれな種である。成虫は本州で8月~11月に見られる。南西諸島では見られる時期がもっと長い。ヨシなどイネ科植物の穂を食べる。飼育下ではオギやヨシ、ススキなどの穂の他、ヤングコーンを食べた。イネ科植物の茎中に産卵する。
1齢幼虫

2齢幼虫

3齢幼虫

4齢幼虫

5齢幼虫

終齢幼虫

生態写真

成虫♀(群馬県 10月)

成虫♂(群馬県 10月)
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