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​カスミササキリ

Orchelimum kasumigauraense

​河川河口部などのヨシ原という特殊な環境に生息するササキリの一種。生息地はかなり局所的で、非常に珍しい種類である。「シリリリリリリ…」と鳴くが、鳴き声はとても小さく野外ではほとんど聞こえない。他のササキリ類に比べて圧倒的に大型で体格もがっしりしている。短翅のものが多いが、長翅型も出現する。メスの産卵管は大きく湾曲する。体色は緑色と褐色が確認されている。

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​分布

​東北地方、関東地方、新潟県

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​生息環境

​河口部や沼地周辺のヨシ原

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​産卵場所

​イネ科植物の茎中

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​エサ

​ヨシやオギなどの穂

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​体長

​20~24mm

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​発生時期

​成虫:7月~9月 幼虫:5月~7月

​生態写真

​野外で得られたデータ

・5月上旬にヨシ原やその周辺の草地で1齢幼虫~2齢幼虫を複数確認した。

・夜間にヨシの穂を食べる成虫♂を確認した。

・日中にヨシをビーティングしたところ、複数の成虫が得られた。

​飼育で得られたデータ

・生け花用の吸水スポンジに産卵した。

・成虫、幼虫ともに、ヤングコーンを食べた。

・幼虫期に共食いを確認した。

​参考文献​

・埼玉県『埼玉県レッドデータブック動物編 2018(第4版)』(2018年3月発行)

​・村井貴史・伊藤ふくお『バッタ・コオロギ・キリギリス大図鑑』北海道大学出版会(2006年9月発行)​​

​・奥山風太郎『図鑑 日本の鳴く虫 コオロギ類 キリギリス類 捕り方から飼い方まで』株式会社エムピージェー(2018年8月発行)

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